前回に続き、今回も2台のレトロフリークで互換性を確認してみます。

今回はアップデート用ファイルの互換性について。
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<前提>
レトロフリークのバージョンアップは、システムソフトウェアのバージョンによって、大きく分けて以下の3つがあります。(2016/08/05時点、括弧内はアプリケーションバージョン)

1. V0.1.x間のアップデート(発売時~v1.4まで)・・リクエストファイル必要
2. V0.1.xからV0.2.0へのアップデート(v1.4以前→v1.5)・・リクエストファイル不要
3. V0.2.x間のアップデート(v1.5~)・・システムソフトウェアV0.2.0以上の本体のみ適用可、リクエストファイル必要

(参考)
・(過去記事)レトロフリーク バージョンアップ履歴(本体関連&秘技コード)
・(公式ページ)アップデート(サイバーガジェット)

これを踏まえたうえで、複数台のレトロフリーク本体で実行した場合の動作は以下のようになります。


<ケース1: V0.1.x間のアップデート(発売時~アプリケーションバージョン1.4まで)>

この場合のアップデート手順としては、
・本体のメニュー[システム設定]から[アップデート用データ書き出し]を実行し、リクエストファイルを作成。
・リクエストファイルを使って公式サイトからアップデート用のデータをダウンロード。
・アップデート用データを使って本体を更新する。
となります。

今回、本体Aでリクエストファイルを作成、更新ファイルをダウンロード後、本体Bで更新を実行してみます。

本体Aから作られたアップデートファイルを本体Bに入れてみたところ。
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ファイル自体は認識したようです。
では、これを実行してみます。
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しばらくすると、こんなメッセージが。
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アップデートに失敗しました。[エラーコード:1001]
というメッセージがでて更新できません。

ちなみに、サイバーガジェットのWebページにエラーコード一覧というページがありますので、このコード番号を調べてみます。

・エラーコード一覧(サイバーガジェット)
http://www.cybergadget.co.jp/support/retrofreak/trouble/7097/

エラーコード1001は、
アップデート用のファイルが破損している可能性が考えられます。お手数ですが「レトロフリークのアップデート」のページをご参照の上、レトロフリーク本体からアップデート用データの書き出しからもう一度作業を行ってください。
とのことです。

結論として、「ある本体のリクエストファイルを使ってダウンロードしたアップデートファイルは他の本体では使えない」ということが分かりました。


<ケース2: V0.1.xからV0.2.0へのアップデート(1.4以前→バージョン1.5)>

このケースについては、リクエストファイル不要で公式サイトからダウンロードできます。
ケース1のように本体の紐付けもありませんので、1つのアップデートファイルで複数台のレトロフリーク本体の更新ができます。


<ケース3:  V0.2.x間のアップデート(バージョン1.5→1.6)>

こちらについてもケース1と同様、リクエストファイルが必要なので、アップデートしたい本体でリクエストファイルを作成してからアップデートファイルをダウンロードすることになります。
ただし、事前にシステムソフトウェア0.2.0(アプリケーションバージョン1.5)にしておく必要があります




<複数台のレトロフリーク本体での共有についてのまとめ>

前回の記事とあわせて、複数台のレトロフリークで共用できるもの、できないものをまとめると以下のようになります。

共用できないもの(本体に紐付け)
・V1.5以外のアップデートファイル
・インストールしたゲームのROM

共用可能なもの
・システムファイル0.2.0(V1.5)のアップデートファイル。
・セーブデータ
・スクリーンショット等の各種画像
・操作音の音声データ(レトロフリークの効果音を変更する。)
・秘技コード、チートコード(参考カテゴリ:コードフリーク、秘技コード)
・パッチ (レトロフリークでのパッチファイルの使い方

レトロフリークの各バージョンを見てきて、機能面でも互換性の面でも、結局今の最新バージョンが一番性能が良さげなので、特に支障がなければシステムソフトウェア2.0(アプリケーションバージョンV1.5以上)に上げてしまってもいいかと思いますよ。

私が気づいたところでは、アップデートで動かなくなった唯一の例外はファミリーテニスくらいです・・。
・過去記事:レトロフリークでファミコン版ファミリーテニスを正しく表示させる方法