やはり、どうしてもPCエンジン、CD-ROM2対応ソフトをレトロフリークで遊びたい。
まだ、あきらめんよ。
前回の敗因は、物理的なCD-ROMドライブをつないだことによるものは間違いないわけで。
やはりファイルマネージャーでCDドライブが参照できない時点で気づくべきだった・・・。
ならば、物理ドライブを使わずにCD-ROM2のソフトをレトロフリークに直接読み込ませる方法ならどうだろうか。
幸いにもレトロフリークには、「homebrew」対応という機能があるらしい。
これは自作ソフトや自分で吸い出したソフトをレトロフリーク上でも動作させることができる機能だ。
この機能を使えば、CDを直接吸い出してmicroSDに入れればきっと動くはず・・・!
そして、前回の獣王記にも問題があったかもしれない。
「ゲームセンターの迫力をほとんど完全再現」という、自信があるんだかないんだか分からないキャッチコピーだし。
なので今回は違うゲームで。こいつだ。
PC上でISOファイルを作成するソフトを起動し、ゲームディスクをPCに入れる。
ところが、勝手に再生を始めてキャラクターがしゃべり出し、寝ていた妻を起こす羽目に・・。
よりによってスーパーリアル麻雀でとか。せめて違うタイトルにしておけば・・・。
まあ、済んだことは仕方がない。作業を続けよう。
ツールを使ってCDのイメージファイルを作成。
できあがったファイルは「スーパーリアル麻雀PIVカスタム.bin」という名前に。
レトロフリークで使用するmicroSDにファイルをコピー。場所はどこでも大丈夫だけど、とりあえずGames配下に。
そしてレトロフリークにmicroSDを移して、起動!
すると、
ゲーム数1で認識!
拡張子がbinだからメガドライブのカテゴリに・・・。
一見認識しているように見えるが、不明なファイルは表示される名前=ファイル名なので、自動認識しているわけではない・・・。
まあ、動くわけないと思いつつ、実行!
「エラー:ゲームを起動できませんでした」
動かないのは当然として、これは初めて見るメッセージ。
もう半ば勝利と言っても過言ではないだろうか?
拡張子binのファイルは強制的にメガドライブのカテゴリに表示されるようだ。
そういえば、アップデートファイル(拡張子bin)をリネームしたらメガドライブのカテゴリに分類されてたわ。
拡張子によってカテゴリが振り分けられるなら、拡張子を.pceに変更すればPCエンジンで表示されるはず。
予想通りですわ。
実行してもどうせ動かないだろうけど、かすかな期待を込めて実行!
先ほどのエラーメッセージが出ず、なにやら読み込んでる・・?
そして数秒後。
起動時のレトロフリークのロゴ画面が表示され、一瞬で先ほどの画面に戻った。
再起動だったらもう一度microSDを読み込みに行くはずなのだが、既に読み込まれている状態。
試しにもう一度実行しても同じ挙動。
これも新たな発見。
もうね、事実上の勝利ですよ!(当初の目的を忘れて)
まあ、公式で対応してないものを動かすのはさすがに無理があるかと。
ディスクシステムは微妙な位置付けだけどね。
(ディスク切替メニューとかBIOS吸い出し機能が実装されているのに、公式で非対応、でもマニュアルにはディスクサイド切替の記述があるとか)
とりあえずPCエンジンのCD-ROMものはあきらめましょう。いつか対応されることを願って。
今回は駄目だったけど、もしかしたら、メガCDなら・・・!(試しませんよ)