前回に引き続き、レトロフリーク連射王決定戦。
今回は実際に計測していきます。

今回の出場選手はコントローラーアダプターに接続できるこちらの5つ。
1

エントリーNo.1 ジョイボール(ファミコン)

当時はやりの人間工学に基づいた独特のデザイン。そして夢の15連射。
結果、人間工学とは何だったのだと思わせる操作性で、連射ボタンは右手、左手はファミコンのコントローラーを使うという独特の操作を強いられたコントローラー。
後に連射切り替えスイッチを中間に設定してハイパーオリンピックで活躍することとなるも、やはりボールは活躍しなかった。(個人の感想です)

計測結果:174,185,172,175,176
スコア(中間3回の平均):175ポイント
総評:ジョイボールは15連射ではなく17連射。高橋名人の16連射を超えていた!


エントリーNo.2 スーパーコントローラーII(ファミコン)
スーパーコントローラー2
バンダイ (1983-07-01)
売り上げランキング: 29,340
連射機能は当然、ロック機能、連射測定機能、ゲームウォッチ風ゲーム内蔵、発射球数制限機能、メモリー機能は16文字までのパスワードを記憶できるという無駄機能満載の高機能コントローラー。
単4電池4本を使うという、燃費の悪さも玉にきず。
秒間8、15、30、ゲームのハイスコアの1/10で設定可能。
今回は秒間30連射で参加。

計測結果:105,112,102,111,110
スコア:109ポイント
総評:秒間30連射・・・の3分の1。実機で計測したらきっと30連射だと思うよ。(未確認)


エントリーNo.3 アベニューパッド6(PCエンジン)
アベニューパッド6(PCエンジン用)
インターチャネル (1993-05-27)
売り上げランキング: 21,642

ストIIダッシュ用に開発された6ボタンパッド。格闘ゲームや麻雀などの対応ソフトは20本に満たないほどで、通常は2ボタンパッドとして使われた。しかし時を経て、レトロフリークの登場により、6ボタンモードの能力を遂に発揮することとなる遅咲きコントローラー。

計測結果:100,100,100,101,100
スコア:100ポイント
総評:仕事を正確にこなすタイプですな。


エントリーNo.4 PCツインコマンダー(後期型)

マルチタップ要らずでもう1個コントローラーをつなげられる優れもの。
だがNEC未公認製品。

計測結果:なし
スコア:なし
総評:しょせんNEC未公認製品。レトロフリークでは認識せず。
ところが、ソケットに他のコントローラをつなぐとそちらは動作する。
レトロフリークにより、ただの延長ケーブルに生まれ変わった。



エントリーNo.5 ターボパッド(グレー) PI-PD8
ターボパッド グレー (PCエンジン用)
インターチャネル (1991-08-23)
売り上げランキング: 23,720

コアグラIIにも付属のターボパッド。見た目からも純正パッドの正統進化版。
連射速度は2種類("・・"と"・・・")設定できる。
今回は”・・・”設定での参戦。

計測結果:100,100,100,100,100
スコア:100ポイント
総評:アベニューパッドと同様、100点(10連射)の仕事。


で、念のため、”・・”設定でも参戦したら意外な結果が。

計測結果:250,250,250,250,250
スコア:250ポイント
総評:能ある鷹は爪を隠す。または設計ミス。"・・・"設定より"・・"設定の方が2.5倍も速いという驚愕の事実が発覚!ずっと"・・・"設定で使ってたわ!


・・・というわけで、今回はここまで。

暫定1位はエントリーNo.5、ターボパッド(グレー) PI-PD8の"・・"設定となりました!
秒間25発という好記録を超えるものは出てくるのか?

次回、後編に続く。

レトロゲーム販売 通販ショップの駿河屋