レトロフリークでディスクシステムを遊ぶために必要なものや注意点についてまとめてみました。
(10/2、10/8追記あり)
1.FDSStick
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PCに接続し、ケーブルでディスクドライブを接続することでディスクカードを吸い出すことができる。
また、ファミコン本体にRAMアダプタとこれを接続することで実機でも使える。
海外から購入する場合はToToTEKから。
2.接続ケーブル、RAMアダプタ
ディスクドライブとPCを接続するのに必要な接続ケーブル。
RAMアダプタ2個からでも作成可能。
RAMアダプタからのケーブルの作成は、11本の配線中8本(緑、水色、青、茶、橙、黄、白、紫)を結線する。残りの3本(桃、灰、黒)は結線しない。
ケーブルを切った後でも、RAMアダプタ部分はレトロフリークでのBIOS吸い出しに使用できる。
BIOSについてはこちらの記事で。
----------10/2追記-----------------------
twitterの方で、さらに良い方法を教えていただきました。
B12B-PH-K-Sというコネクタを使って、写真右のように加工すると、ケーブルを切らずに作成できるそうです。
情報ありがとうございました。
ケーブルを切るのって、ちょっと心が痛むんですよね・・。
もっと早く知っておきたかった!
----------10/2追記ここまで-----------------------
ちなみに、スーパーファミコン、ゲームキューブ等のケーブルからでも作成できるらしいのですが、実際は内部の配線数が少ないものが多いため、そういうケーブルを探すのは敷居が高そうです。
(手持ちの数本を確認したが使えるやつは1本もなかった)
3.ディスクドライブ本体
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ディスクドライブ用は定格出力がDC9V400mAのもの。
だが、ファミコン、スーパーファミコン本体用のアダプタ(DC10V/850mA)でも動いた。
5.ディスクドライブ修理用ベルト(モビロンバンド)
ディスクドライブは、修理済みのものでもない限り、ほぼ100%ドライブベルトが溶けている。
折径90mm、カット巾3mm、厚み0.3mmのモビロンバンドをドライブベルトの代替品として使用する。
動かないディスクドライブは、ベルト交換で直る可能性はかなり高い。
経験上の注意点として、
・モビロンバンドをよく伸ばしてから取り付けた方が安定動作しやすい。
・バンド交換後はディスクドライブのヘッド位置の調整は必ず行うこと。読み込み精度がかなり変わってくる。
・初期のディスクドライブの一部では、構造上の違いにより、取り付けてもすぐ外れてしまう個体も存在する。(要プーリーの高さ調整)
・数年でモビロンバンドが劣化して、再度交換が必要となる。
具体的な修理方法については、偉大なる先人たちの解説ページを参考に。
ディスクシステム 修理(google検索)
6.FDSStick用のツール(ツール名もFDSStick)
Windows用ツールのダウンロードなどはToToTEKで。
FDSStickの購入、ケーブル作成方法などもこちらにあります。
ツールの使用時、特に読み取り時にはエラーが頻発しました。
需要があれば別記事で。
・・・以上、正直実機でやれば十分な気もするけど、読み込み速度の快適さは何物にも代えがたいです。
ディスク読み込みの多さから、実機では二度とやりたくないレリクス暗黒要塞も吸い出しできたし、クリアする準備は整ったぜ・・。
(10/2、10/8追記あり)
1.FDSStick
FDSスティック(ケース付)【256M version】[CXD1509] [並行輸入品]
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売り上げランキング: 6,277
PCに接続し、ケーブルでディスクドライブを接続することでディスクカードを吸い出すことができる。
また、ファミコン本体にRAMアダプタとこれを接続することで実機でも使える。
海外から購入する場合はToToTEKから。
2.接続ケーブル、RAMアダプタ
【ディスクシステム】 FDS Stick アダプター ケーブル [cxd1838] [並行輸入品]
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ToToTEK
売り上げランキング: 18,336
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ディスクドライブとPCを接続するのに必要な接続ケーブル。
RAMアダプタ2個からでも作成可能。
Nintendo ファミコン ディスクシステム RAMアダプタ
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任天堂
売り上げランキング: 43,976
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ケーブルを切った後でも、RAMアダプタ部分はレトロフリークでのBIOS吸い出しに使用できる。
BIOSについてはこちらの記事で。
----------10/2追記-----------------------
twitterの方で、さらに良い方法を教えていただきました。
B12B-PH-K-Sというコネクタを使って、写真右のように加工すると、ケーブルを切らずに作成できるそうです。
情報ありがとうございました。
ケーブルを切るのって、ちょっと心が痛むんですよね・・。
もっと早く知っておきたかった!
----------10/2追記ここまで-----------------------
ちなみに、スーパーファミコン、ゲームキューブ等のケーブルからでも作成できるらしいのですが、実際は内部の配線数が少ないものが多いため、そういうケーブルを探すのは敷居が高そうです。
(手持ちの数本を確認したが使えるやつは1本もなかった)
3.ディスクドライブ本体
ファミリーコンピュータ ディスクシステム
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任天堂 (1986-02-21)
売り上げランキング: 12,820
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基板とドライブのバージョンによりうまく読めなかったりするので、古い型のものが必要。
表面の赤い部分ががつるつるの旧型なら(確実ではないが)おそらくOK。
表面がざらざらなら、分解しないと分からない。
当方では、以下の組み合わせで吸い出し難易度が高いとされるメトロイドも読み込めた。
また、全体では90%以上、エラーもなく吸い出しできた。
・メイン基板が02(ドーターボードなし)か03のもの
・ドライブに付いているICがFD7201のもの。
ちなみにドライブ側がFD3206の場合は、読めるものもあったが、プロテクトの影響か、読めないものも多かった。
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10/8 更新分
基板・ドライブの番号とプロテクトの関係について
<基板上の番号>
基板番号02で緑色の小さいドーターボード(追加の基板)があるものについてはプロテクトあり
03でドーターボードが付いているものがあるかどうかは不明。
01(プロテクトなし)
02ドーターボードなし(プロテクトなし)
02ドーターボードあり(プロテクトあり)
03(プロテクトなし)
04(プロテクトあり)
05(プロテクトあり)
<ドライブのIC番号>
ドライブのIC番号はちょっと見にくいですが、ドライブのヘッドの隙間から確認できます。
FD7201(プロテクトなし)
FD3206(プロテクトあり)
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4.ディスクドライブ用のアダプタ
任天堂 ファミリーコンピューター ディスクドライブ 専用ACアダプタ ファミコン ディスクシステム HVC-025
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売り上げランキング: 15,087
ディスクドライブ用は定格出力がDC9V400mAのもの。
だが、ファミコン、スーパーファミコン本体用のアダプタ(DC10V/850mA)でも動いた。
5.ディスクドライブ修理用ベルト(モビロンバンド)
S日清紡 モビロンバンド90X3X0.3透明/洗浄タイプ100G MB9033TA100G
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日清紡績
売り上げランキング: 943
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折径90mm、カット巾3mm、厚み0.3mmのモビロンバンドをドライブベルトの代替品として使用する。
動かないディスクドライブは、ベルト交換で直る可能性はかなり高い。
経験上の注意点として、
・モビロンバンドをよく伸ばしてから取り付けた方が安定動作しやすい。
・バンド交換後はディスクドライブのヘッド位置の調整は必ず行うこと。読み込み精度がかなり変わってくる。
・初期のディスクドライブの一部では、構造上の違いにより、取り付けてもすぐ外れてしまう個体も存在する。(要プーリーの高さ調整)
・数年でモビロンバンドが劣化して、再度交換が必要となる。
具体的な修理方法については、偉大なる先人たちの解説ページを参考に。
ディスクシステム 修理(google検索)
6.FDSStick用のツール(ツール名もFDSStick)
Windows用ツールのダウンロードなどはToToTEKで。
FDSStickの購入、ケーブル作成方法などもこちらにあります。
ツールの使用時、特に読み取り時にはエラーが頻発しました。
需要があれば別記事で。
・・・以上、正直実機でやれば十分な気もするけど、読み込み速度の快適さは何物にも代えがたいです。
ディスク読み込みの多さから、実機では二度とやりたくないレリクス暗黒要塞も吸い出しできたし、クリアする準備は整ったぜ・・。
実際にクリアするかどうかはやる気次第・・。